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質量欠損現象から導いた物理理論          
                                                                S.Asada

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    概 要      この世界,宇宙の基本原理,構造についての考察 (私説)


化学結合,原子核の核子の結合などにより結合エネルギーが放出され、それに伴う質量欠損という現象は広く認められている現象ですが、それの極限状態を考え、定説にこだわらず自論展開したものです。その結果、基本的な原理として下記を導入しなくてはならないという結論に達しました。 (あくまで私説であり、思考遊びです)

@真の質量m0によってのみ重力場が作られる 

A真の質量の慣性質量値は時間速度により変化する 

BエネルギーEは慣性質量E/c^2を持つが、重力場は作らない。 

C慣性質量は(質量項+エネルギー項)で構成され、厳密に保存される(不変量)

本論は上記基本原理を導く過程と、そして、これら基本原理による物理現象の解釈、光や暗黒物質の説明,ブラックホール内部空間の考察、そこから導いた宇宙の構造,始まりと未来、そして将来のエネルギー源の可能性追求などからなります。


この理論が正しい事を自己検証する手段としては仮想実験装置による論理的証明という手法をとっています。

下に本論を導く思考実験装置を先にご紹介します。詳しくは本論をご参照ください。 本論の第一章へ 目次へ

                                                    
 
    思考実験装置-簡易版


   上図の思考実験装置で(結合エネルギーEf)≧(総質量×c^2)だとどうなるか?

   という極限状態の考察から、あえて定説にこだわらず自論で発展させたのが、この理論体系です。
   この結論を簡単にご紹介すれば「質量が消える」という話になります。


    尚、上式の意味を平易に解説すれば「その2物体間の結合エネルギーが2物体の合計質量のエネ
   ルギー換算値と同じか、又は大きくなったらどうなるのか?」という疑問です。

   通常ならば結合エネルギーは非常に小さく、原子核の結合エネルギーでも質量の1%以下です。

    



       目次 (大分類)       GO               内容


  第1章.

  質量エネルギー保存則の整理
 1-0 概要:質量エネルギー保存則の整理
 1-1 質量エネルギー保存則の整理
 1-2 結合エネルギー相当の質量が欠損する
 1-3 質量欠損に関する思考実験


  第2章.

  質量の完全消失
 2-0 概要:質量の完全消失
 2-1 結合エネルギーが極端に大きい場合には質量がゼロになる 
 2-2 結合エネルギーが(総質量×c^2)に達する例

  第3章.

  新物理法則の構築

  
 3-0 概要:これまでの結論による物理法則構築
 3-1 消えた質量の行方
 3-2 これまでの内容の法則性を整理し、論理的証明をする


  第4章.

  Missing Massの正体
 4-0 概要:Missing Massの正体
 4-1 電子−陽電子結合体
 4-2 Missing mass の候補としての消失質量


  第5章.

  ブラックホールの内部世界
 5-0 概要:ブラックホールの内部世界
 5-1 ブラックホールに関する基本的原理
 5-2 ブラックホール内部での質量エネルギー保存則 
 5-3 ブラックホールの内部構造


  第6章.

  ブラックホール型宇宙
 6-0 概要:ブラックホール型宇宙
 6-1 ブラックホール内部構造と宇宙構造の類似点
 6-2 ブラックホール型宇宙の概要
 6-3 ブラックホール型宇宙での観測事実の解釈

  第7章.

  将来の究極的エネルギー源
 7-0 概要:将来の究極的エネルギー源
 7-1 熱力学第二法則の検討
 7-2 ブラックホールから質量エネルギーを抽出する方法










                               2011/09/11 更新   S.Asada (初回2000年頃より練っています)



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