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塵やガスの放出を極限まで排除したヒータです。 発熱体もセンサーも電線も被加熱流体に直接接触しないため、水蒸気や多少の腐食性ガスの加熱にも使えます。 |
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発熱体や温度センサーは内側の石英管内に密閉封入されています。 エアーはこの内側石英管と外側石英管の隙間を通ることにより間接的に加熱されます。 |
CLH−10シリーズ |
CLH−10シリーズ 特性
![]() ![]() CLH−15シリーズ |
CLH−15シリーズ 特性 |
CLH−38シリーズへ
CLH−29シリーズ
CLH−45シリーズへ
CLH−38シリーズ
CLH38シリーズ製造マニュアル
CLH−29×6シリーズへ
内管(加熱管)と外管の隙間を大きくして低圧損(1kPa以下)としたヒータ
CLH−45シリーズ
上図ヒータの特性
CLH−38×6シリーズへ
CLH−29×6シリーズ
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内部に6本のヒータを束ねた構造で、電源リード線はそれぞれが独立して引き出されています。そのため、外部接続で単相,三相デルタ,三相スター結線にすることができ、多様な電源に対応可能です。 |
CLHタイプの流量−最高熱風温度−寿命の関係へ
CLH−38×6シリーズ 38シリーズの発熱体が内部で6本束になっている
CLHタイプの流量に対する最高熱風温度と寿命の関係
** | 上記グラフデータより、200v-1.5kwのCLHタイプヒータに150L/min.のエアーを流した場合には240vで発熱体の温度は1100℃を超えてしまい、寿命が問題になる温度領域になります。 それなのにこの時の熱風温度は480℃程度です。つまりこのヒータに150L/min.のエアーを流す場合の熱風温度限界は500℃以下です。 次にエアー流量を70L/min.まで減らすと、200vで約650℃の熱風が得られます。そのときの発熱体温度は1050℃程度であり、長寿命が期待できます。 つまりこのヒータに対して流すエアー流量が70L/min.程度ならば600℃以上の熱風温度が安定的に得られます。CLHタイプは発熱体と流体とが直接には接しないタイプですので、流量が多いといくら発熱体を高温にしても熱風温度はそれに比例しては上がりません。 しかしエアー流量を低下させていけば十分な熱交換が行われるようになり、かなり高温のエアーも得られる事になります。 センサーの寿命ですが、CLHヒータの構造上、発熱体温度とほぼ同じ温度まで温度センサー線(熱電対)の一部が温度上昇します。そのために寿命が問題になる可能性はあります。 この機種のセンサーには標準的にφ1.6のK熱電対を使用しており、十分に太いので通常のご使用ならば長寿命が期待できます。 しかし発熱体を高温で使用される場合には、できれば温度センサーは外部から挿入するか、内蔵センサーの場合はR熱電対(オプション)を使っておいた方が安全です。 |