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  高性能 線集光の空冷式ラインヒータ 

          LHA-55 タイプ
      
                                            

空冷式の高性能ラインヒータ「LHA-55」型は棒状ハロゲンランプを使用したライン状集光加熱ユニットである。

水冷の困難な用途を対象にしたミラー幅55o,ミラー部高さ105mmのラインヒータユニット。

空冷部が大きくなるため、水冷タイプに比べ大きくなるが、冷却水を必要としないので簡便に使える。

空冷式でも基本性能に差はなく、標準構造のLHW-55タイプ同様に最高加熱温度は約1250℃に
達する。





 
上の写真はこのシリーズの標準と位置づけているミラー有効長280mmのラインヒータユニットである。

加熱の状況などは標準型のLHW-55と同じなので、そちらを参照→LHW-55

もちろんこのLHA−55シリーズは上記サイズに限るものではなく、同様の構造で有効ミラー長2000mmまで製作可能。 (有効ミラー長が600mmを超える場合はH18タイプとなる)

空冷のためにファン用電源が別途必要(通常はAC100v)。

確実に高温加熱を成功させるには、ヒータの選定とともにちょっとした工夫が必要です。「空洞加熱法」を採用してください。






この有効ミラー長280mmのユニットに2kwのランプを組み合わせると、ミラー部は約130℃の温度上昇となる。⇒ 温度測定データ

あまり余裕がなく、このサイズにこれ以上のハイパワーランプを組み合わせるのは困難。つまり空冷式のLHA-55タイプはミラー有効長100mmあたり800w程度に抑えた方が無難。









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